リフォーム・家づくりのお役立ちコラム Column
住宅に使う断熱材について
2022/9/7
「断熱材」は皆さんも良く耳にする言葉かもしれません。
家を建てる際に欠かせない建築資材の一つで四季のある日本で快適に住むためにはこの断熱材が欠かせません。
何のために断熱材を使うのか?
部屋の室温を保つため室内と室外の熱移動を遮断し外気温が伝わりにくくすることを断熱といいます。
主に壁や天井、床に断熱材を使用しますが、隙間なく施工して建物の気密性を高める事で夏冬でも快適に過ごせる空間を作ることができます。気密性の高さはエアコンの電気代にも影響しますのでエコな住宅という事にもなりますね。
断熱材の主な種類
無機繊維系断熱材
一般的に住宅に多く使われているのがこちらの無機繊維系断熱材です。グラスウール、ロックウールという名前でも呼ばれます。
ガラスや鉱物が繊維状になっておりチクチクとした感触があります。鉱物の為、燃えても有害物質が出る事がなく安心。耐火性が高く防音や吸音性に優れており価格もリーズナブルなため広く使われています。
天然繊維系
天然繊維系の断熱材は主に有機物の天然素材を用いたものになります。代表的なものに木材が素材となっているセルロースファイバー、羊毛を素材とした羊毛断熱材などがあります。
無機系断熱材と違い防湿材の施工が不要な事が特徴で防音、吸湿性に優れます。もちろん有害物質も含みません。ただデメリットとして価格が少し高く防虫効果が他の材料と比べ薄いという事があげられます。
発泡プラスチック断熱材
発泡プラスチック断熱材はプラスチックを発砲させた材料です。発泡剤を使って細かな気泡を作りその中に空気を閉じ込める事で断熱効果を高めます。
発砲プラスチックは薄く湿気につよのが特徴です。また軽く加工性にも優れているのも他の断熱材と異なる強みとなります。
いかがでしたでしょうか。
断熱材は家が完成してしまうと隠れてしまうので普段は見ることが無い材料ですが上記のようにそれぞれ特徴を持った断熱材を現場の状況によって使い分けています。
施工例
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