大阪市西区にて 商店街の二階床施工と壁下地施工
- 2021/2/15
先日より、大阪市西区にて商店街の壁下地施工と金物付けの続きを行っています。
2/7の作業の様子です。既存の古い壁を撤去します。
壁を解体すると、コンクリートの躯体が見えます。躯体の状態や配管が見られるのはこの時だけです。
この際に配管の傷みがないかもチェックしておきます。
既存の柱と梁の接合部に補強のための金物を取り付けています。
新しい木軸の下地を躯体面に固定して、壁の下地を作っていきます。
引き続き壁と、そして天井の下地も施工していきます。
残した古い梁を補強する形で天井下地材を取り付けていきます。
下地を作る際に重要なのは、垂直と水平を出すことです。ここがきれいに出ていないと歪んでしまい、きれいな仕上がりにはなりません。
見えない場所ですが、大工の腕の見せ所でもあります。
2/10は、二階部分の床の下地を施工しました。
二階の床部分となる梁・桁などの横架材を施工した後、構造用合板を貼って床の下地を作っていきます。
構造用合板は、構造上重要な壁や床などに使用する合板です。
床の工法にはいくつか種類があり、大引の上に直行するように根太を303㎜間隔に置き、その上から厚さ12㎜の構造用合板を敷く根太工法、そして根太を敷かずに大引の上から構造用合板を直接敷いていく根太レス工法があります。
今回は根太レス工法を用いました。
根太レス工法には、水平方向の変形に強く、使用する木材が減るため費用がその分削減でき、また工期も短縮できるというメリットがあります。
さらに根太がない分、床の高さが低くなり、その分居住空間も広くなります。
2/14には壁の下地施工を引き続き行いました。
筋交いを建てて強度を高め、建具枠や窓枠を作っていきます。
本日は、床の仕上げ材張りと、引き続き壁の下地施工を行っております。
プランに合わせて間仕切り壁をたてるための柱を施工していきます。
引き続き作業を進めてまいります。
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