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お部屋を換気するメリットや換気の種類について

2023/1/30

この時期は寒く窓を開けづらい時期でもあります。ただずっと窓を閉め切っていると新鮮な空気を取り入る事もできません。

換気は汚れた空気を屋外へ排出し、新鮮な空気を取り入れて部屋の中の空気を良い状態に保つことができます。
今回は換気の目的やそのメリット、そして換気の種類や効率的に換気を行う方法などをご紹介します。

換気の目的

換気の目的は、人間の活動や調理などで発生する一酸化炭素、二酸化炭素、窒素化合物、粉じん、臭い、ホルムアルデヒド、ハウスダストといった汚染物質や湿気などを室外に排出して、代わりに新鮮な外気を室内へ取り込むことで常に室内の空気を清潔できれいな状態に保つことにあります。
2003年7月には建築基準法改正で換気設備の設置が義務付けされています。

換気の効果について

除湿されカビ対策に

換気を行う事でお部屋に溜まった湿気を外を出してジメジメを取り除く事ができます。湿気をそのままにしておくとホコリがその湿気を吸いカビの発生を招きます。
また湿度が上がると壁や床、小屋裏などに湿気がこもり、壁のシミや内部結露など壁や床が傷みやすくなるので定期的な換気はとても重要です。

シックハウス症候群対策に

シックハウス症候群とは空気の汚染が原因で発症する健康被害を指します。鼻水や目のかゆみなどアレルギーのような症状が発生し、重度の場合は吐き気やめまいも起こします。

普段から意識的に換気を心がけると快適に生活を送ることができるでしょう。

空気を入替えて気持ちもリフレッシュ

お部屋には生活臭が溜まりがちになります。料理の際の臭いや夏にはゴミの臭いも気になるでしょう。換気をして新しい空気を取り入れる事で気持ちもリフレッシュ!
一日数回空気を入れ替えるだけでもとても気分がすっきりとします。

換気の種類

一口に換気といってもその方法には色々な種類があり、大きく分けると自然換気と機械換気の二種類があります。

自然換気

最も一般的で手軽に行える換気の方法です。
ドアや窓を開けることで室内の空気を外に出して室外の空気を取り入れます。
室内外の温度差や気圧の変化や風の力を利用して行っています。
自然換気の中には気圧差、温度差、風圧などの自然の力を積極的に利用して建物全体の換気を行う「パッシブ換気」も含まれます。
パッシブ換気とは、換気扇などのように電気などのエネルギーと必要としない換気方法です。

機械換気

自然換気のように自然の力を利用して換気を行うのではなく、電気などのエネルギーを利用して換気を行う方法です。
機械換気には、吸気口、排気口にそれぞれ換気扇を設置して換気する第一種換気と、吸気口だけに換気扇と設置して室内に風を取り込み、排気は自然の力に任せる第二種換気、排気口の方に換気扇を設置して、吸気は自然に任せる第三種換気があります。
第一種換気は寒気の効率はいいものの、コストが高くなるため、住宅では主に第三主換気が採用されています。

局所換気と常時換気

常時換気(24時間換気)

住宅の高気密化が進むにつれてシックハウスが大きな問題となり、24時間換気が導入されるようになりました。
24時間換気では自動で吸気口から外気を取り入れ、排気口から室内の空気を排出してくれます。
現在法律では住宅においれは0.5回/h以上の換気が義務付けられていますが、これは必要最低限の換気量であり、24時間換気だけでは不十分な場合もあるため注意してください。

局所換気

局所換気はその名の通り、局所的に換気を行います。
たとえば浴室やキッチン、トレイなど臭いや熱、湿気のこもりやすい場所を集中的に換気する目的で設置されます。24時間換気のカバーしていない場所を補うとともに設置個所を素早く換気することができます。

効率的な換気を行うために

夏は換気をしてから冷房を入れる

近年夏の暑さがどんどん厳しくなっています。暑い戸外から帰ってきて室内も暑くなっているときに一刻も早く涼しい冷房をいれたくなりますが、一度室内にこもった空気を排出する換気を行ってから冷房を入れた方が効率的に冷房が行えます。

エアコンに換気機能はない

夏は冷房、冬は暖房を入れっぱなしになりますが、通常のエアコンには換気機能はついていません。そのため冷暖房をつけっぱなしでつい換気はおろそかになりがちです。
特に冬場は暖房によって湿度が高くなり結露を起こしやすくなるため定期的な換気が重要です。

窓は二か所あける

窓を開けて換気を行う際には、二か所あけて風が通るようにすると効率的に換気が行えます。
同じ平面上ではなく対角線上に位置する窓同士を開けた方がさらに効率がよくなります。

サーキュレーターや扇風機の活用

窓が一か所しかないような場合には、サーキュレーターや扇風機を活用して室内の空気が排気口に行くように誘導するようにして換気を行うといいでしょう。また部屋のドアを開けてそちらの方に空気が流れるように活用することも可能です。

まとめ

今回は換気のメリットや換気の種類などについてご紹介しました。
窓を開けると夏場はエアコンが効いた部屋が暑くなってしまったり冬場は外の冷たい空気が入ってきたりしてしまいますが、2時間に1回5分~10分程度行うと理想的な換気ができます。
室内の空気をいつでも清潔に保ち、湿気を排出して人と住宅を健康に保つためにも換気は欠かせない要素です。

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