壁紙(クロス)の種類と綺麗に保つ方法
2022/12/27
最近はクロスの種類も増えインテリアの大きなポイントにもなります。
クロスの種類をご紹介
一般的に良く使われるクロス(壁紙)をご紹介します。デザイン含め種類も豊富でそれぞれ特徴や機能性を持っており用途に合った材質のものを使用していきます。
ビニールクロス
ビニールクロスは多くの住宅で使用されています。塩化ビニール樹脂を主原料として作られている特性状汚れがとれやすく、カラーやデザインの豊富さが人気のクロスです。
・カビや汚れに強い
・製品の種類が多くカラーバリエーションも豊富
・汚れが取れやすいので掃除が楽
紙クロス
紙クロス(紙壁紙)はヨーロッパやアメリカ製のパルプを原料にした洋紙と、日本の伝統的な和紙を使用したものがあります。
輸入物の紙クロスは大胆で洗練されたデザインを楽しめ、和風のものは伝統的なデザインと和紙の質感を味わえます。
・紙本来の質感で部屋が柔らかな印象に
・アレルギー持ちの方も安心
・音を吸収て空気を通す
織物クロス
織物クロス(布クロス)は、素材によって木綿・麻といった自然素材を使ったものと、ポリエステル・レーヨンなど化学繊維を使用したものなどがあります。
厚みがあり、布質感による高級感が味わえるため高級ホテルなどでも使用されています。
・表面に凹凸があり高い質感
・摩擦に強く耐久性がある
・化学物質を含まずアレルギーにも安心
木質系クロス
木質系のクロスには、銘木を使用したものとコルクを用いたものがあり、薄くスライスした素材を紙などに貼り合わせてシート状にしています。手軽に木の質感が楽しめるのが魅力です。
・木の質感や香りが楽しめる
・無垢材を使用したものには調湿作用、保温性、吸音性がある
オレフィンクロス
オレフィンクロスはポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂を主原料として作られており、ビニールクロスに似ています。
しかしビニールクロスとか異なり、燃やした時に有毒なガスが出ない点が大きく異なります。他にも耐久性や防カビにも優れている点も特徴です。
・水拭きが可能で汚れに強い、消臭力に優れる
・傷が付きにくい素材である
・燃えた時に有毒な煙が発生しない
壁紙(クロス)をきれいに保つための掃除ポイント
壁紙はお部屋の印象に大きく影響を与えます。汚れていたりするとどうしてもお部屋が暗くなってしまいますね。
今回は壁紙を綺麗に保つ方法をご紹介します。自宅でできる方法ですので是非参考にしてみてください。
カビの掃除方法
大きな家具の裏側や水周り、風通しの悪い場所には黒いカビが生えてしまう場合があります。
掃除方法としては古い歯ブラシなどにカビキラーなどの漂白剤を付けて優しくカビ部分をこすります。壁紙を強くこすり過ぎてしまうと傷めてしまうので注意しましょう。その後固く絞った雑巾で水ぶきをして完了です。
黒ずみの掃除方法
壁紙が黒ずんでいる場合は住居用洗剤(マイペットなど)を吹きかけ歯ブラシで軽くこすります。その後雑巾で拭き取り完了です。
スイッチ周りが黒ずんでいる場合は皮脂汚れである可能性が高いです。皮脂汚れの場合は固く絞った雑巾に洗剤を少しつけて拭き上げます。注意点として壁紙を拭く際は壁紙の目に沿って行うようにしましょう。
最期に乾いた綺麗な布で拭いて完了です。
油汚れ(黄ばみ)の場合
油汚れの場合も食器用洗剤を使ってみましょう。油汚れの場合はお湯で雑巾を濡らし固く絞ってから洗剤をなじませ汚れている箇所を拭いてみてください。最後に乾いた綺麗な布で拭いて完了です。
ヤニ汚れ(黄ばみ)の場合
タバコのヤニで汚れている場合は住宅用洗剤を使ってみましょう。壁紙に適量吹きかけ歯ブラシで軽くこすります。固く絞った雑巾で拭き上げて完了です。
簡単ですが壁紙の掃除方法について紹介しました。新しい汚れは比較的取れますが、長年溜まった汚れは中々綺麗にすることが難しい場合もあります。
その場合は壁紙の張替えを行うのも一つの方法です。汚れに加え破れや浮き剝れなどがある場合はこの機会に張替えも検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ
クロスの種類は他にもありますが良く使われるものをご紹介しました。現場では貼る場所やお客様の要望に沿って材質とカラーを選んでいきます。
お部屋の印象をガラッと変えたい時はクロスの張替えはいかがでしょう。カラーや質感がお部屋の大きなアクセントになります。
クロスが汚れているとお部屋の印象も暗く、汚れた印象になってしまいます。
クロスをきれいに保つには定期的なお掃除が有効です。
あまりに汚れてしまった場合にはプロにお掃除を依頼するか、張替えなどもご検討ください。
ツバキHOMEでは壁紙の張替え工事も行っております。
是非ご相談ください。
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