網戸をDIYで交換する方法
2022/12/22
網戸は劣化で汚れてきたり子どもやペットが破ってしまう事もあるかと思います。
その都度業者に頼むのは大変な方はDIYで網戸の交換をしてみてはいかがでしょうか?
実はホームセンターなどで道具もそろい家庭でも交換することができます。
今回はDIYで網戸交換をする方法を簡単にご紹介します。
用意するもの
DIYで交換する場合は下記のものを準備しましょう。ホームセンターやネットショップで購入できます。
①網戸張り替えネット
網戸張替えネットは、色と網の目のサイズに注意して選びましょう。網目は20,24,26,30メッシュのものが一般的です。
メッシュとは1インチに何本の糸が入っているかという意味となり、値が大きいほど目が細かいことを意味します。
小さい虫がたくさん出ているような場合は網目の細かいものを選ぶといいでしょう。しかし網目が細かいとその分風通しは悪くなってしまいます。
より機能を求める場合は、虫の嫌がる防虫剤を使用した網やペットのひっかきに強い網なども販売されているため、用途に応じて選ぶといいでしょう。
網戸のサイズを測るには、仕上げでカットする分を含めて大きめに計測しましょう。幅は戸一枚分、高さは網戸用レールの上の先端から下の先端までを測ります。
②網戸クリップ
網戸クリップは張替えの際に、網を枠に仮止めするために使用します。
ほどよい力で仮止めしてくれるため作業が楽になります。
価格は300円~400円程度です。
③網押さえローラー
網押さえゴムをローラーでフレームの溝に押し込んで固定する際に使用します。
価格は300円代~2000円代まで様々です。
④網押さえゴム
網押さえゴムは、サッシによって太さが違うため注意してください。
ゴムをはずしてサイズをしっかり計測するか、すこし切り取って持って行って実物と見比べながら購入すると安心です。
価格はサイズなどによりますが、 3.5mm×20mで300円~400円程度です。
カッター
網戸専用のカッターもありますが、通常のカッターナイフでも代用可能です。
歯ブラシ
古い歯ブラシを溝などの清掃用に使用します。
網戸を張替えする手順
網戸を外す
網戸を外し網押さえのゴムが見える方を上にして寝かせます。
ネットを取り外す
網押さえのゴムの切れ目を探してそこからゴムを浮かして引っ張って外します。取りにくい場合はローラーのヘラ部分やドライバーなどを入れて取る方法もあります。
網押さえのゴムを取ったら古い網を取り外します。
ゴムの溝や戸車部分などはこのタイミングで歯ブラシなどで掃除しておきましょう。
新しい網をカットする
新しい網を、枠のサイズに合わせてカットします。
枠ぴったりではなく、20cmほど余裕をもたせて大きめにカットしましょう。
カットした網を、フレームに網戸クリップで固定すると作業が楽になります。
網押さえゴムを押し込む
新しい網押さえゴムを用意してフレームにセットします。
そしてローラーを使い新しい網を取り付けます。取り付ける順番は、長辺→短辺の順で張っていきます。
最初ゴムを取り付けるスタート地点では、ゴムを5㎝程網から出して余るように取り付けます。片側を外側に引っ張るようにしながら作業を行うと綺麗に取り付けることができます。
角部分はゴミを少したるませて少しずつ押し込むようにするときれいに取り付けられます。
仕上げ
網押さえのゴムを一周抑え込んだら余った端を切り取ります。またたるみが出ないよう引っ張りながら行いましょう。
余った周囲の網をすべて切り取り終えたら完了です。
網戸を張り替えるタイミングは?
以下のような症状が出ていたら網戸張替えのサインです。
埃がたまりやすくなった
網戸が劣化してくると網目にほこりがたまりやすくなります。こまめに掃除をすることも対策の一つですが網目そのものが劣化している場合は張り替えることをおすすめします。
網戸をしているのに虫が入る
網戸をしているのに虫が入っているのは、端が破れたり網目に破れが生じている可能性があります。
補修シートを使えば部分補修は可能ですが、網目全体が劣化しているとまたすぐにどこかが破れる可能性が高く、また補修シートが剥がれてまた穴が広がる可能性もあるため、張替えした方がおすすめです。
固定用ゴムの劣化
網を固定しているゴムが劣化してくると網がたわんできて隙間が発生してしまいます。網戸の張替えの際にゴムパッキンも一緒に交換しましょう。
まとめ
今回はDIYで網戸を交換する方法をご紹介しました。少し慣れも必要ですが意外と簡単に交換できます。破れやほつれ、変色などをしている場合は交換をおススメします。