ダウンライトのメリットとデメリット
2022/11/15
店舗や施設に使われているダウンライト。最近ではマンションや戸建てなど住宅にも採用されることが多くなりました。
ダウンライトは天井に埋め込んだ形で使用する為、一般的な照明器具と比べて見た目がすっきりとスタイリッシュになる事から人気の照明器具です。
しかし設置や位置、台数など素人では取付が難しくDIYなどでは手を出しにくい個所でもあります。
今回はそんなダウンライトのメリットとデメリットを紹介します。
お部屋のリフォーム、リノベーションを行う際の参考にしてみてください。
ダウンライトのメリット
空間を広くみせられる
上記でも少し触れましたがダウンライトは天井に埋め込む形なのでお部屋の空間をすっきりさせることができます。シーリングライトやペンダントライトのように主張が強くなく他のインテリアの邪魔をしません。
掃除に手間がかからない
また、ダウンライトは電球がそのまま見えている事も多く、シンプルな構造からお掃除も簡単です。日頃のメンテナンス面においても簡単なところはダウンライトのメリットと言えます。
ピンポイントで明るくできる
ダウンライトは全体ではなく、ピンポイントで照らすことができるため、必要に応じて数を配置することで調整が可能です。
読書用やインテリアのアクセントに使用するなど雰囲気に合わせて証明計画を立てることができます。
ダウンライトのデメリット
取り付けが難しい
大きなデメリットは、ダウンライトは埋め込み式のため、電気工事士の有資格者でないと増設や器具の取付、交換ができません。
「あの場所にダウンライトが欲しい」と思っても設置することは困難で業者に依頼する必要があります。
シーリングやペンダントライトのような一般的なライトに比べて手軽に行う事はできません。
レイアウトをしっかり考慮する必要がある
また、ダウンライトは照度が確保できる面積が狭く、それを考慮したレイアウトを決めるのが難しいという点もあります。
必要以上に取り付けてしまうとダウンライトの持ち味であるスタイリッシュさが薄れてしまいます。
器具の選定や実際点灯したところをイメージしてレイアウトを考えていくのは難しく、実際に設置してみるとイメージと違ったということになりかねません。また簡単に模様替えができないため慎重にレイアウトを決める必要があります。
コストが高くなってしまう
ダウンライトは複数個取り付ける必要があり、天井に穴をあけて取り付けるため初期の取り付け費用が高くなります。
新規や照明の交換なども専門の業者が必要になり、その結果コストが高くなってしまいます。
位置によってまぶしく感じる
ダウンライトは下から見上げると眩しく感じるため、ソファやベッドなど寝転んだりする場所には設置しないように注意しましょう。
最近では明るさを調整できる製品もあるので、用途に合わせて選びましょう。
ダウンライトが向いている場所
ダウンライトは基本的にどこにでも設置できますが、特に設置するのに向いているのは以下のような場所です。
玄関やトイレ、ウォークインクローゼット
ダウンライトを数多く必要としない空間の狭い場所に設置すると空間を広く感じられます。
リラックスしたい場所
明るく全体を照らすよりも少し暗くしてリラックスしたいような空間にも向いています。
リビングにダウンライトを設置する際の注意点
リビングにダウンライトを設置したいという方も多いのではないでしょうか?
以下ではリビングにダウンライトを設置する際の注意点をご紹介します。
少ない数でバランスよく整列させる
広いリビングにたくさんのダウンライトを設置すると空間がうるさくなってしまいます。
その場合は、60Wではなく、1灯あたり2畳の明るさがある100W相当のダウンライトを設置する方がすっきりとします。
バランスよく整列して配置することで均等に明るさが保たれます。
調光タイプを選ぶ
ダウンライトには明るさを調整できる調光タイプがあります。
明るさによって雰囲気が異なるため、みんなで食事をする時には明るめに、映画を見るときには暗めにするなどシーンによって明るさを変化させることができます。
ほかの照明と組み合わせて調整する
ダウンライトのみの場合、お部屋全体が明るくなっても天井や壁面が暗くなりがちです。この場合壁面を照らすダウンライトを追加するなどほかの照明と組み合わせることで壁面の明るさも確保できます。
他にもペンダントライトと組み合わせて空間に奥行を出すことができます。
まとめ
ダウンライトは取付自体は難易度がありますが、明るさを確保しながらお部屋をすっきり見せることができる便利なアイテムです。
計画を持って取り入れてみると良いでしょう!
ツバキHOMEでは各種リフォーム、リノベーションを承っております。是非ご相談ください。
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