洗面台と洗面化粧台の違いについて
2022/9/14
「洗面台」と「洗面化粧台」似ている名前ですが実はそれぞれ別のモノを指しています。
ここでは洗面台と洗面化粧台の違いについて簡単にご紹介します。
洗面台について
洗面台とは洗面ボウルと呼ばれる水の受け皿がついていて手を洗ったり歯磨きをしたりする場所です。水栓から水やお湯が出る以外の機能は特になくシンプルな作りになっています。トイレやユニットバスの壁に取り付けられているものも洗面台と呼びます。
洗面台の種類
壁取付タイプ
洗面ボウルを直接壁に取り付けるタイプを指します。洗面台の幅が不要なのでトイレなど狭い場所へはこちらのタイプを使用します。
置き型タイプ
カウンターを取り付けそこに洗面台を設置するタイプです。壁取付タイプより場所はとりますがそれでもすっきりとした印象で圧迫感なく洗面台周りの利便性を高めることができます。
埋め込み型
洗面ボウルをカウンターに埋め込んだタイプです。
洗面ボウルとカウンターが一体になっており、シンプルでスタイリッシュな印象があり安定感があるため現在主流となっています。
洗面台のメリット
好きな場所に設置できる
形状がシンプルで様々なタイプがあるため、場所にあったものを選ぶことで自由に設置できます。
例えばトイレをタンクレスタイプにした際にトイレに新たに洗面台を設置するときには手洗い機能のみが必要なので、機能や形状なども最低限でシンプルなものが選ばれます。
ただし設置する場所に水栓がない場合は水道の増設工事が必要です。
価格が化粧洗面台よりも安い
機能が少ない分、化粧洗面台よりも安価で取り入れやすいこともメリットです。
洗面台のデメリット
シンプルなものは収納がない
洗面や手洗いのみを目的としたものが収納がない、もしくは最低限のため、必要な収納スペースが得られないことがあります。
独立洗面台の場合には、収納があるため、場所や用途にあったものを選びましょう。
化粧洗面台について
化粧洗面台は洗面台に収納部分や小物置き、鏡など様々な機能を追加したものです。洗面台に比べて身支度などをしやすい仕様になっています。脱衣所に設置されるのが一般的ですね。
洗面化粧台のタイプ
ユニットタイプ
水栓と水栓ボウル、収納、鏡がセットになっているタイプです。システムタイプよりも価格が安く、カウンターや洗面ボウルが一体化しているので掃除がしやすいメリットもあります。
システムタイプ
カウンター形式となっていて、壁などに取り付けることができます。カウンターのタイプを選んだら、水栓ボウルや収納などのデザインを好きに組み合わせて選ぶことができ、水栓や水栓ボウルを自分の好みにカスタマイズできます。
その分価格は高くなりますが、空間に合わせて自分込みの洗面化粧台を選ぶことができます。
お部屋のインテリアに合わせたい場合はシステムタイプを選択すると統一感が出てより良い空間になります♪
化粧洗面台のメリット
機能が豊富で収納力が高い
化粧洗面台は収納や鏡など身支度に必要なものがそろっています。また、洗面台の下のキャビネットや鏡裏の棚など収納が豊富で必要なものをストックしたり。歯ブラシやドライヤーなど生活感のあるものを隠しておくことができます。
掃除などお手入れしやすい
最近主流のカウンターと洗面ボウルが一体化されているタイプは、つなぎ目がないため掃除がしやすく、また素材などもカビが生えにくいものが採用されています。
化粧洗面台のデメリット
洗面台よりも高価
洗面台よりも機能や収納が多い分価格は高めになります。
シンプルな洗面台の場合、5万円前後ですが、洗面化粧台は10〜25万円ほどかかります。さらにデザインやパーツにこだわるとその分高額になってしまいます。
化粧洗面台のメーカー
化粧洗面台のメーカーはLIXIL、TOTO、Panasonicが人気です。
こちらでは人気のある化粧洗面台をご紹介します。
LIXIL ルミシス
出典:LIXIL ルミシス
が上品な雰囲気を演出する人造大理石のカウンター。その高級感が人気のある商品です。
顔に影を作りにくいフェイスフルライトに、タッチレス水栓など様々な機能から選んで自分好みの化粧洗面台を構成できます。
今回は洗面台と洗面化粧台についてご紹介しました。ツバキHOMEでは水回りのリフォームも承っております。
是非ご相談ください。
施工例