Column

Column

東大阪市を中心に展開するツバキHOMEのリフォーム・家づくりに関するお役立ちコラムをご紹介

Column

床材をフローリングにするメリットについて

2022/9/20

現在住宅で使われる床材で主流なのがフローリング。メンテナンスや機能性の面で多くの住宅で採用されています。
床をリフォームしてフローリングにしたいという方も多いのではないでしょうか?
今回は、床をフローリングにするメリットやデメリット、フローリングの張替えのタイミングについてご紹介します。

フローリングとは

フローリングとは、天然の木質系材料を使用した床材を指します。
薄い板状の床材を敷き詰めて施工します。フローリングには様々な種類があります。

フローリングの種類

木の質感が楽しめるフローリングですが、大きく分けて二つの種類があります。

無垢フローリング

無垢フローリング

サクラやナラなどの天然木から切り出して一枚板に加工した床材です。
美しい木目や質感がとても心地よく部屋の中でも自然の中にいるような落ち着きを感じさせてくれます。
また湿度や室温の調整つ効果もあり日本特有の気候事情に合った材料と言えます。
天然木の質感をそのまま味わえることが魅力です。

複層フローリング

複層フローリング

下地材となる合板や集成材の上に、薄くスライスした天然木や、化粧板を張り付けたものです。
「合板」や「集成材」と呼ばれるものは木の表面を薄くスライスし張り合わせをして人も目に入る面だけを綺麗にした材料です。
無垢材に比べ安価で製造時のロスも少ない事が特徴です。
無垢フローリングよりも単価が安いため、一般的によく使用されています。
複層フローリングは、機能性に優れた傷や汚れに強い製品や、耐水性の高い製品なども販売されています。

フローリングにするメリット

ここでは床材をフローリングにするメリットを紹介します。

掃除の手間がかからない

フローリングは畳やカーペットのようにゴミやホコリが奥に入ることがありません。また水をこぼしたり食べ物をがついてしまったりしても掃除がしやすいのが大きな特徴です。リビングや寝室など大きな部屋の床材がお掃除しやすいというのは大きなポイントです。

ダニが発生しにくい

上記で記載した通り畳やカーペットは汚れを完全に掃除するというのは難しい床材です。汚れた状態が続くとダニの発生にも繋がります。フローリングの場合は掃除がしやすく常にきれいな状態を保つことができます。清潔にしておくことでダニの発生を抑えることができます。

メンテナンスがあまり必要ない

フローリングの中でも下記で紹介する複層フローリングはメンテナンスがあまり必要ありません。
摩擦にも強いので耐用年数も比較的長くなっています。反面無垢フローリングは、定期的なメンテナンスが必要です。

無垢フローリングのメリット

無垢フローリングのメリットはやはり天然木の質感がそのまま楽しめることです。
また、年月が経つことに使用感が出て、自然なつやや経年による味わいや温かみも増してきます。
また木の種類によって木目や色、型さなどに違いよる違いも楽しめます。

複層フローリングのメリット

複層フローリングは、機能によって用途や使用箇所に合わせて選ぶことができます。
傷がつきにくい製品は子供部屋、水に強いタイプはキッチンに使用するなど、フローリングにしたいけれども汚れや水による劣化が気になる場所にも使用できます。

フローリングのデメリット

水に弱い

フローリングは基本的に水に弱く、特に無垢フローリングは水を含むと膨張を起こしたり、染みになったり変色を起こしてしまいます。
表面に塗装や加工がされている場合も、継ぎ目の間から水が入り込んで内部に侵入すると内側から膨らみを起こしたります。
そのため水をこぼしてしまったら放置せずにすぐに拭き取るようにしましょう。

防音性が低い

フローリングはカーペットや畳、クッションフロアに比べると防音性は高くありません。家具を引く音や、お子さんが走りまわる音が階下に響く可能があります。
特に無垢フローリングには防音性能がないため、マンションでのリフォームでは防音規定が定められていることが多く、その規定を満たす床材を使用する必要があります。
そのような場合には防音機能のあるフローリングを選択するなどの方法があります。

足元が冷えやすい

フローリングはカーペットや畳に比べると断熱性能に劣ります。
天然木を使用した無垢フローリングは空気を含むため、合板フローリングよりも断熱性能が高くなります。
合板フローリングは床の冷たい空気を感じやすいため、冬場はラグやカーペットを敷く、スリッパをはくなどの寒さ対策が必要です。

無垢フローリングのデメリット

無垢フローリングは天然木のため傷がつきやすく、汚れやすいため定期的なワックス塗装などのお手入れが必要です。
また湿度によって反りなどの変形を起こすことがあります。また複層フローリングよりも価格が高い点もデメリットです。
水には弱いため、キッチンや水回りなどの使用には向いていません。

複層フローリングのデメリット

複層フローリングは集成材や化粧材を使用しているので、どうしても木の本来の質感は無垢フローリングに劣ってしまいます。
表面の塗装が剥がれてしまうと見た目が悪く、水や熱によって表面にひび割れが発生することもあります。

フローリングの張替えのタイミング

フローリングの張替えのタイミング

フローリングは、内装でありながら躯体の一部でもあり、よほどのことがない限り、床が抜けるなど床としての機能を損なうことはないので決まった張り替えタイミングのある部位ではありません。
従って、経年により傷や汚れが目立ち、意匠的に古臭くなったと感じた時点やキッチンなど水廻りリフォームをするタイミングで同時に検討することが多いようです。
一般的に15年~20年で張り替えることが多いです。

当然、フローリングは住んでいるうちに経年で傷んできます。

品質や使い方にもよりますが、10年程度経つと傷や汚れが増えてきます。
特に窓際や掃き出し部分では、表面のひび割れ、色落ちなどが発生してくることがあります。
さらに5年ほど経つと、よく歩く部分の塗装がうすくなったり、下地の環境によっては床鳴りが発生したりするケースも。

傷や色落ち、ひび割れ、表面はがれなど、フローリングの経年現象もチェックしながら、キッチンなどの水廻り、外壁などのリフォームのタイミングに合わせて、張り替えを検討することをおすすめします。

まとめ

複合フローリングの場合メンテナンスがほとんど必要なく、また耐久性も高いためコストパフォーマンスに優れています。無垢フローリングの場合はワックスなどを定期的にする必要がありますが畳などに比べるとメンテナンスにほとんど手間はかかりません。

いかがでしたでしょうか。今回はフローリングを床材にした際の主なメリットやデメリット、張替えのタイミングについてご紹介しました。

下記に床材を選ぶポイントについても記載していますのでよかったら覗いてください。

ツバキHOMEですはお部屋のリフォーム、リノベーションも承っております!

関連記事・施工例




CONTACT

「ホームページを見た」とお気軽にお問合せください。ご相談・お見積りは無料です。

ツバキHOMEへの電話での問い合わせは0800-222-5772 通話無料/相談・見積り無料

ツバキHOMEは東大阪市を中心に近畿エリア全域にて新築注文住宅の設計施工、戸建てリフォーム、マンションリフォーム、店舗改修工事などのほかにも資金計画・土地探しなど家づくりに関するご相談であればなんでも承っております。
ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

LINE
PAGE
TOP