床材を選ぶ際のポイントについて
2022/9/16
お部屋をリノベーションする際にどんな床材にしたらよいか悩むかと思います。お部屋の印象にも大きく影響するので後悔しない床材を選びたいですよね。
ここでは代表的な床材とそれぞれの特徴をご紹介します。床材を選ばれる際に参考にされてみてください。
床材の種類
戸建ての住宅に使われる代表的な床材には下記のような種類があります。
- フローリング
- クッションフロア
- フロアタイル
- カーペット
- 畳
フローリング
フローリングは天然木の一枚板を加工して作る「無垢フローリング」と集成材などの上に薄くスライスした天然木や化粧シートを張り合わせて作る「複合フローリング」の2種類があります。
どちらも木の風合いを楽しめる床材です。
無垢のフローリングは木の質感を楽しむことができますが汚れやすく、お手入れが大変です。複合フローリングは無垢フローリングよりも価格が安く、傷や汚れに強い製品も販売されているため場所に合わせて選ぶことができます。
クッションフロア
塩化ビニル樹脂をシート状にした床材をクッションフロアと言います。
クッション性があり、表面に木目や石目調がプリントしてありメンテナンス性がありながらもデザインも楽しめる床材です。耐水性があり油などで汚れてもふき取るだけでとれるなどお手入れが簡単なため水回りやキッチンでの使用に向いています。
フロアタイル
フロアタイルはポリ塩化ビニルでできたタイル状の床材です。
クッションフロアよりも硬さがあり強度があります。その為傷が付きにくく重い家具などを置いても安心で土足でも使用できます。木目柄や石目柄などがあり、凹凸などが再現され本物そっくりなリアルなデザインを楽しめます。耐水性もあるため水回りなどに向いています。
カーペット
カーペットはクッション性に優れ、吸音性の高い床材です。またカラーバリエーションや種類、素材の種類も多く、気軽に交換もできるので手軽にお部屋の印象を変える事ができます。遮音性が高いので小さなお子さんがいる家は遊ぶスペースに敷いておくのも良いでしょう。
耐水性はないため、汚れがしみになりやすいですが、最近では撥水加工など汚れに強いカーペットも販売されています。
寝室や子供部屋に向いています。
畳
和室に使われる日本固有の床材です。昔ながらのイグサで作られたものは独特のクッション性や、自然素材ならではのリラックス効果があります。また湿度を調整する効果もあり、湿度が高い梅雨の時期には湿度を吸収し、乾燥しやすい冬には湿度を放出するため日本の風土に合った床材です。断熱性もあるため床からの冷気を防いでくれます。
しかしダニやカビが発生しやすく、傷が汚れがつきやすいというデメリットがあります。近年では汚れにくい材質やおしゃれなデザインの畳も登場しています。
最後に
床材と一口に言ってもその種類や特長はさまざまあります。
設置する場所や用途にあった床材を選びましょう。
ツバキHOMEでは床のリフォーム、リノベーションも承っております。是非一度ご相談ください。